静止軌道に存在する宇宙ステーション「アメノミハシラ」を防衛する為に開発されたM1アストレイの派生機。
宇宙専用機であり重力圏下での運用は考えていないため、脚部構造は簡略化され重力下では自重を支えることが出来ない。
オーブ連合首長国の主力量産型モビルスーツ。
モルゲンレーテで極秘裏に開発されていたMBF-Pシリーズのデータを元に量産化に適した構造にリファインされている。
大気圏内での運用を前提としており、バックアップ部分はMBF-Pシリーズとは異なり大気圏内用のスラスターを装備している。
ユニウス条約後に大気圏の飛行用に巨大ローター「シュライク」が開発され、飛行能力を上昇させることに成功している。
煌めく凶星『J』こと、ジャン・キャリーがラクス・クライン率いる三隻同盟に参加した時の機体。
彼のパーソナルカラーである白に塗装されている。
鏡面処理装甲「ヤタノカガミ」を採用し、ビームのエネルギーをほぼ100パーセント反射することが可能なオーブの旗機。
開発は前大戦時から進められていたが、結局完成したのはユニウス条約締結後となった。
黄金に輝く装甲は旗機に相応しい強固な防御を誇るが、その特殊な装甲にかかるコストは通常のモビルスーツ20機分以上に相当する。
ヘリオポリスで極秘裏に開発されていた3機のアストレイシリーズの一機。
重量を軽減することによって他のモビルスーツにはない機動性を得たが、その代償として部分的にフレームが剥き出しになっており防御面では不安が残る。
このP01は手に武器用のコネクトプラグが2種類存在し、ASTRAY系列の武装以外にも地球連合の武器も使用することが出来る。
ヘリオポリス脱出時に右腕を失っている。
MBF-P01-Re[AMATSU] ゴールドフレーム天[未完成]
MBF-P01アストレイ ゴールドフレームを改修した機体。
ヘリオポリス脱出時に失った右腕は、GAT-X105ストライクとの戦闘で切断されたGAT-X207 ブリッツの物を使用。それによりミラージュコロイドの展開が可能となっている。
天(アマツ)をさらに改造し、完全体とした機体。
最大の特徴は背中に装備された「禍ノ生太刀(マガノイクタチ)」。この試作兵器はミラージュコロイドの原理を応用し、周囲の敵のエネルギーを強制的に吸収することが出来る。
しかしこの兵器は未だ未完成であり、現在は敵に接触しなければ使用することが出来ない。
MBF-P01-Re:2[AMATSU] ゴールドフレーム天ミナ
2機のアストレイとの戦闘に置いて大破したMBF-P01-Re[AMATU]を、オーブの所有する宇宙ステーション「アメノミハシラ」にて更に改修した機体。
改修前の機体と区別する意味も込めて、搭乗者であるロンド・ミナ・サハクの名前を取って「天ミナ」と呼称される。
脚部の強化及び武装の追加が主な改修点となっている。
連合のGAT-Xシリーズのデータを盗用して製作した、オーブの次期主力兵器の試作機。
P03には火器管制に特化したコーディネーター用のOSのプロトタイプが組み込まれている。
またコンピューター内にはアストレイ用のオプションパーツの設計データが多数登録されていた。
ミサイルランチャーとロケットランチャーなどの火器兵器を大量に搭載したブルーフレームのフル装備形態。エネルギーの節約ができる実弾武装が主となっている。
ブルーフレームの水中用装備。極小のウロコを振動させて水中を自由に移動するシステム「スケイルモーター」を搭載している。
GAT-01Dロングダガーとの戦闘で破損したブルーフレームを、自身がMBF-P02レッドフレーム用に製作していた強化パーツ「タクティカル・アームズ」と、叢雲劾が考案した強化パーツを使用してロウ・ギュールが修復した。
劾が当初計画していた機体とは異なるため、ロウの製作したパーツを装備したこの形態は「セカンドL」と呼称される。
TSX-MA717/ZDペルグランデを倒すために戦艦に搭載される大型兵器である「ローエングリン」をMSでも使用可能した装備。
発射に必要な莫大なエネルギーを賄うために、腰に核エンジンを搭載している。
しかしニュートロンジャマーキャンセラーを搭載していないため、Nジャマーの存在しない状況下でなくては使用することが出来ない。
ロウ・ギュールから譲り受けた頭部パーツと「タクティカルアームズ」を外した、叢雲劾が当初予定していた改修案に近いパーツ構成の形態。この形態を「セカンドG」と呼ぶ。
両肩のフィン・スラスターや脚部の強化など、運動性を重視した性能となっている。
改造前に使用していたオプションパーツも引き続き装備可能。
大戦終結後、太陽表面にある砲台を破壊する任務を行なう為に製作された特殊装甲を装備した状態。
そのアーマーはPS装甲と耐熱用融除材ジェルにより太陽の高熱すら防ぐ。
また、装甲を変形させることでリフターユニットにすることが可能。そのブースター出力は太陽の重力すら振り切ることが出来る。
ヘリオポリスで開発されていたGAT-Xシリーズのデータを、オーブ連合首長国が盗用して開発したモビルスーツ。
このP02にはナチュラル用のOSのプロトタイプが搭載されていた。
モビルスーツ用の日本刀「ガーベラストレート」を主力武装とする。
MBF-M1 M-1アストレイ用のバックパックを改修したフライトユニットを装備した姿。ロウ・ギュールによる改造により、MBF-M1に比べて空中での活動時間が飛躍的に増強されている。
フライトユニットは切り離しても、遠隔操作により単独でも飛行が可能。
ロウ・ギュールが作った150メートルのガーベラストレートを使用するための特殊武装。
リ・ホームに収納することが出来ず、普段は上半身と下半身に分けて格納している。
パワーローダーを頼らずに「150ガーベラストレート」を振るう為に両腕を強化した形態。新型の駆動システムを使用しているため、そのサイズに似合わぬ凄まじいパワーを発揮。フルパワー時には各部が展開する。
通常の腕と自由に換装が可能となっている。
火星にて強化されたMBF-P02 アストレイ レッドフレーム。
増加装甲を全身に装備した通常時の姿は、モノアイであることも相まってザフト製の量産型機をイメージさせる。
そして非常時には増加装甲を強制排除することで、本来の高い機動性を発揮する形態に移行することが出来る。
ちなみにMJとは「マーズ・ジャケット」の略称である。
ホビージャパンの編集者が考えたMSV。
背中にはタクティカルアームズを装備。更には蘊奥のガーベラストレートを装備し、二刀流になっている。
今の所、サンライズの公式設定ではない。
大破したストライクの修理した際の、予備パーツから作られたオーブ製ストライク。
基本性能はストライクと同様だが、PS装甲の運用時間が従来よりも延長されている。
また改良されたPS装甲を採用しており、かける電圧の強さに応じて強度が向上する。この副次的効果して装甲が赤主体に変化している。
ストライクルージュがエールストライカーを装備した形態。ストライカーパック自体はストライクと同じ物を使用している。
劇中で装備したのはこのエールストライカーのみである。
ソードストライカーを換装した形態。装備は可能であると思われるが劇中には登場していない。
武装はソードストライクとまったく同じ。
ランチャーストライクを換装した形態。装備は可能であると思われるが劇中には登場していない。
換装すれば射撃能力を重視した機体となる。
ガンバレルストライカーを換装した姿。カガリ・ユラ・アスハの空間把握能力は低いので装備しても意味はない。
IWSPは「統合兵装ストライカーパック」という意味であり、各種ストライカーパックの能力を全て持っている。
単機能型ストライカーパックに対する競合案としてPMP社によって開発されたが、構造が複雑でコストがかさむなどの問題があり実用化されなかった。
そのため設計図のみの存在だったが、設計資料を手に入れたオーブが独自に完成させ、ストライクルージュ用の装備として日の目を見ることになった。
しかし扱いが難しく、カガリ・ユラ・アスハには使えなかった。
ライトニングストライカーを換装した姿。稼働時間を上昇させることができる。
オーブ連合首長国の次期主力兵器となる可変型モビルスーツ。
MA形態に変形することで大気圏内でも飛行することが可能。
アンドリュー・バルトフェルト専用のパーソナルカラーにカラーリングされたムラサメ。
バルトフェルトがZGMF-X88S ガイアに乗り換えた後は、オーブのレドニル・キサカが搭乗することになる。